
【食レポ】ルビーチョコレートとは?どんな味?どこで食べれる?
こんにちは!チョコブロガーの福永です。
今回は話題に乗りに乗っている、『第四のチョコレート:ルビーチョコレート』についてご紹介します。
どんなチョコなのか、どこで買えるのか、そして一番気になるお味についてレポートします!
目次
『第4のチョコレート』ってどういうこと?
チョコレートの種類でも解説している通り、チョコレートは「ビター」「ミルク」「ホワイト」の3種類が基本です。
ところが、2017年から2018年にかけて、これらに加えて『第4のチョコレート』を名乗るチョコレートが登場しました。
それは『ブロンドチョコレート』と『ルビーチョコレート』です。
…そう、余談ですが、『第4のチョコレート』はふたつあります。
なんと、だいたい同じ時期に2種類のチョコレートが「これが4番目のチョコレートです!」と言いはじめてしまったんです(笑)
今回はそのうちの片方、『ルビーチョコレート』についてのご紹介です。
ルビーチョコレートって何?あのピンク色の正体に迫る!!
ルビーチョコレートは2017年9月、スイスの大手チョコレートメーカー「バリーカレボー社」より発表されました。
なんといってもその特徴は、とても鮮やかなピンク色です。
このピンク色、着色料などは一切使わず、カカオが持つ本来の色なんです。
ルビーチョコレートの原料になるのは南米で栽培される「ルビーカカオ」という特別なカカオ豆。
バリーカレボー社は約10年をかけて開発した特殊な製法で、このルビーカカオの自然のピンク色をチョコレートまで残すことができるようになったそうです。
ルビーチョコレートってどんな味?実食レポート!
さて、凄いことはわかりましたが、ルビーチョコレートはどんな味なのでしょうか?
ルビーチョコレートのお味をご紹介するために、『ヴィタメール』から販売されているルビーチョコレートを食べてみました。
ヴィタメールのショコラ・バリエ・ルージュを食べてみた
後程ご紹介する、ヴィタメールのショコラ・バリエ・ルージュというセットには、一口サイズのルビーチョコレートが入っています。
ルビーチョコレートのシンプルな味を楽しめる1枚、どんな味なのでしょうか?
口の中に入れて溶かしていくと、
最初はホワイトチョコレートのようなミルキーな香り。
後からだんだんと苺やベリーのような甘酸っぱさが広がっていきます。
この甘酸っぱさ、イチゴのようにも感じられますが、もっと優しく、コクのある味わいです。
イチゴのとげとげしい酸っぱさをなくし、丸くなったジャムの甘みに違いです。
これがカカオならではのフルーツ感なのでしょうか?
ホワイトチョコレートや苺チョコレートのような甘ったるさもなく、
程よいフルーツ感で爽やかな食べ口の1枚でした!
ルビーチョコレートを食べるには?
爽やかで甘酸っぱいルビーチョコレート、食べてみたいと思う方も多いかと思います。
ルビーチョコレートは特殊な地域で育てられるカカオから作られているので、とても希少なチョコレートです。そのためか、バリーカレボー社はキットカットを販売する、ネスレ社にしかチョコレートを供給していません。→2018年7月、ルビーチョコレートの本格展開が決まりました!
現在では、高級チョコレートブランドからローソンまで、各社続々とルビーチョコレートの新商品を発表しています。
そこで、「ルビーチョコレートを食べてみたい!」という方のために、おすすめのチョコレートをご紹介します。
おすすめルビーチョコレート①ネスレの『キットカットサブリムルビー』
手軽にルビーチョコレートの味を試してみたい方はこちら。
世界で初めてルビーチョコレートを使ったお菓子、『キットカット サブリムルビー』です。
誰もが知っている、『キットカット』の高級バージョン『キットカットショコラトリー』から販売されています。
キットカットでお馴染みのサクサクウエハースを、たっぷりのルビーチョコレートで包んだものです。
1本432円(税込)と、通常のキットカットと比べると割高ですが、手軽にルビーチョコレートの味を楽しむにはぴったりです。
おすすめルビーチョコレート②ヴィタメールの『ショコラバリエ ルージュ』
ウエハースも何も入っていない、シンプルなルビーチョコレートの味を楽しみたい人には、こちらがおすすめです。
こちらは先ほど食レポで紹介した、『ヴィタメール』から販売されているセットです。
高級感がある2粒のチョコレートと、一口サイズの板チョコレートが4枚アソートされ、
板チョコレートのうち2枚はミルクチョコレート、2枚がルビーチョコレートになっています。
バレンタイン限定の商品ですので、お求めはタイミングに気をつけてください。
おすすめルビーチョコレート③ル・フルーヴの『エタンセル』
ルビーチョコレートを使った、本当に美味しいチョコレートを食べたい方はこちらがおすすめです。
こちらは『ル・フルーヴ』というブランドから販売されている、本格ショコラのアソートセット『エタンセル』です。
丸い、ピンク色の粒にルビーチョコレートが使われています。
バレンタインのプレゼントとしても申し分ない、美味しさと高級感のあるチョコレートです。
こちらは丸い粒の断面。
ライムの果皮を加えた爽やかなアーモンドのプラリネが、ルビーチョコレートでコーティングされています。
ルビーチョコレートの風味が引き立つように、中のプラリネはクセのない浅煎りでつくられており、ライムの清々しさも相まって軽やかな味わいの一粒です。
ちなみに、このようなルビーチョコレートを使った粒のチョコレートは、他店からはあまり販売されていません。
なぜなら、ルビーチョコレートを使って本格ショコラを作るのが、とても難しいからです。
じつはルビーチョコレートは水分に弱く、水分としばらく接していると、せっかくのピンク色が灰色に変色してしまいます。
そのため、ルビーチョコレートは水分を含む他の材料と組み合わせるのが難しく、技術と工夫が必要になります。
こちらのブランド『ル・フルーヴ』では、その弱点を克服するため、ルビーチョコレートを水分が少ないプラリネと組み合わせ、
湿気に触れないようにビニールのパッケージでチョコレートを包んでいます。
そこまでの手間をかけられるお店や、技術を持っているお店が少ないため、ルビーチョコレートが使われた本格ショコラは、また少ないのが現状です。
技術と手間が詰まった、極上のチョコレート、ぜひ大切に味わってみてください。
ルビーチョコのキットカットはどこで売ってるの??
ルビーチョコレートの味を手軽に楽しめる『キットカット サブリムルビー』ですが、
「いやいや、ルビーチョコのキットカットなんてみたことないけど…?」と思われる方もいると思います。
ルビーチョコレートを使用したチョコレートは、普通のコンビニやスーパーでは売っていません。
購入できるのは『キットカットショコラトリー』というキットカットの高級版を扱うお店です。
激しい限定感で心が折れそうになりますが(笑)オンラインショップもありますのでご安心ください。
楽天・アマゾン店もあります。
年間いつも購入できるお店は以下の9店舗です。
- 銀座本店
- 新宿高島屋店
- 大丸東京店
- 西武池袋店
- 大丸梅田店
- 伊丹空港店
- ラゾーナ川崎店
- そごう広島店
キットカットショコラトリーのお店ではルビーチョコレートを使用した以外にも、限定のキットカットが多数!
原料にこだわったものやフルーツフレーバー、バターなどの珍しいフレーバーなどなど、いつものキットカットとはワンランク違う味を楽しめます。
以上、話題のルビーチョコレート情報でした