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チョコレートは、『商品』ではない

きっかけは、バレンタインの催事場でのことでした。

広いスペースの中に、百余りのブランドが軒を連ねる特設会場。
十分なはずのスペースはチョコレートを求める人でごった返し、まっすぐ歩くのが困難なほどの賑わいを見せていました。

販売員は手に手に試食の爪楊枝を持ち、ブランド名を唱えながら競うようにお客様に声をかけます。
お客様はそれを手に取り口に含むと、「おいしい」と言って顔を綻ばせ、ショーケースの中に目を留めます。
何粒入りなのか、いくらなのか、パッケージのデザインや使用されている材料を確認し、納得がいけばそのまま購入に至ります。

チョコレートをお持ち帰りになったお客様は、ご自宅で召し上がるか、どなたか大切な人にお渡しになるのでしょう。

 

けれど、お客様は知る由もありません。

 

『人生を閉じるまでの間に、後世に残せる技術を作りたい』と、昼夜を問わず厨房に立って研鑽を積む職人がいることを。

原料のカカオ豆の品質を少しでも上げるために、電気もない国で発酵技術の研鑽に取り組む技術者がいることを。

カカオ豆の農家を支えようと、マラリアに感染しながらも世界中を飛び回るトレーダーがいることを。

 

それを知らずに口にするチョコレートは、とても空虚なものだと、
数億円ものチョコレートが売買される空間で、私は思ったのです。

 

 

食べることは、出会うこと

チョコレートは、人が作る食べ物です。
原料のカカオ豆を作った農家、そのカカオ豆を流通させる商社、豆を買い受け製菓用チョコレートにする加工業者、製菓用チョコレートから商品用チョコレートを作るショコラティエや職人…さまざな人が関わっています。

チョコレート作りに関わる人の思いは、『売れるチョコレートを作りたい』であったり、『美味しいチョコレートを作りたい』であったり、『販売利益を慈善活動に充てたい』であったり、様々です。

結果的に完成したチョコレートは、その込められた感情が発露された、唯一無二の味わいになります。

 

『コーヒーとあわせて美味しいチョコレートにしたい』という想いが詰まったチョコレートは、
コーヒーの苦みと調和する、コクと香ばしさを持ったチョコレートに。

『今までにない美味しさのチョコレートにしたい』という想いが詰まったチョコレートは、
目が覚めるような果実感と爽やかさを持ったチョコレートに。

『食べている間の美味しさの変化を楽しんでほしい』という想いが詰まったチョコレートは、
数種類の素材が重ね合わされた、溶かすほどに味わいが移り変わるチョコレートに。

 

ひとつのチョコレートを口にすれば、作り手の想いが透けて見えます。
チョコレートを食べることは、その作り手と出会い、その心に触れること、そのものなのです。

しかし、ただ食べただけで人の『想い』を汲み取るのは難しいものです。

このチョコレートにはどんな想いが込められているか?
どうしてこんな味わいが楽しめるのか?

その『答え合わせ』ができる場が、『違いがわかるチョコレート店 ショコラナビ』です。

 

 

あなたを支える、想い

きっとあなたにも、大切にしている想いがあるでしょう。

時間を忘れて、がむしゃらに、没頭しているものがあるでしょう。

そんなあなたに寄り添う、想いの詰まったチョコレートは、

あなたと同じようにがむしゃらな誰かが作った、世界にたった一つのものなのです。

その味わいは、きっとあなたの背中を押してくれます。

傍らにチョコレートのある毎日が、あなたの力になりますように。

 

代表プロフィール

1991年、東京都荒川区出身。
2011年旭化成株式会社電池材料事業部に配属、リチウムイオン電池用セパレータの評価・開発に従事。
結婚後、滋賀県に移住しジェイ・ワークス株式会社に入社。ベルアメール阪急うめだ本店にて副店長を務め、妊娠を機に退職。
2018年6月、チョコレートの情報発信を行うブログサイト『ショコラナビ』を開設。長男の出産後2019年1月にチョコレート専門通販サイトとしてショコラナビをリニューアル。
ネットショップ経営の傍ら、チョコレート・カカオに関する知識、それにかかわる人・店のあり方の発信に尽力。ネタの提供はお気軽に。
代表:福永理美