
チョコレートはお菓子としてだけでなく、お酒のおつまみとしても楽しめます。 世の中には様々なチョコレートがありますが、今回は「お酒に合う」をテーマにチョコレートやブランドをご紹介します。
目次
お酒に合うチョコ選びのポイント
お酒に合うチョコレート選びのポイントになるのが、チョコの風味とお酒の風味のバランスです。
例えば、とても甘くこってりしたミルクチョコレートと、渋めの赤ワインを一緒に楽しもうとするとどうなるでしょうか。
甘いチョコレートに舌が慣れた状態で、渋めのワインを飲むことになるので、ワインの渋さがより強く感じられてしまい、美味しくありません。 渋めのワインに合わせるなら、チョコレートも少し渋みや苦みのあるビターチョコレートが適当でしょう。 このように、お互いの味わいに共通する点がないと、それぞれの嫌なところが引き立ってしまい、美味しく感じられません。
一方で、よく似た味わいのチョコレートとお酒を組み合わせるとどうでしょうか? 例えば、甘くミルキーなチョコレートに、カルーアミルクやチョコレートリキュールを使ったお酒を合わせるという場合です。 よく似た味わいなので喧嘩することはありませんが、口の中がひたすらに甘ったるくなってしまいます。 甘いもの好きな方はそれでもいいかもしれませんが、それぞれの味が混ざりあって変化が感じられなくなるのは、それはそれで面白みがありません。
お酒とチョコレートを合わせる場合は、『共通する要素を持ちつつ、それぞれに個性があるもの』を合わせるのが鉄板です。 そのルールを意識しながら、お酒とうまくマッチングするチョコレートを見ていきましょう。
お酒に合うチョコレートのブランド
まずはどんなお酒にもほどよくマッチする定番チョコレートのご紹介です。 先ほど、お酒とチョコレートのマッチングのポイントとして『共通する要素』という考え方を挙げました。 つまり、どんなお酒にもマッチするチョコレートは、チョコレート事態にほんのりとお酒が入っているものです。 それぞれに含まれるアルコール分が味わいを繋ぎとめる役割をするので、喧嘩することなくマッチングが楽しめます。 日本で販売しているチョコレートブランドには、チョコレートにお酒を積極的に入れるブランドがありますので、そちらをご紹介してい参ります。
ヴィタメール
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1910年創業のベルギー王室御用達のスイーツショップ「ヴィタメール」。チョコレートだけでなく、ケーキや焼菓子などスイーツ全般を手掛けています。 本店はベルギーですが、日本の料理や和菓子の職人に感銘を受け2号店を日本に出店するほどの日本贔屓なスイーツショップです。 ラインナップの中にはお酒を用いているものが多く、2019年のラインナップでは半分くらいのフレーバーがお酒入りでした。 なかでも、コニャックやアイリッシュウイスキーを使ったガナッシュに定評があります。
チェリーシー
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兵庫県芦屋市にあるチョコレートショップ「cherry.c(チェリーシー)」では、お酒をしっかり感じられるチョコレートを購入することができます。 「カクテルショコラ」と名付けられたそのチョコレートは、カクテルをイメージして作られているので、食べるカクテルといってもいいでしょう。 オーナーがチョコレートショップとともにバーを経営していることもあり、こんな個性的なチョコレートが作られています。 たっぷりのドンペリニョンのシャンパーニュが混ぜ込まれたチョコレートもあり、贅沢感がプレゼントなどにぴったりのショコラです。
ジョンカナヤ
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お酒が好きな大人、のイメージにぴったりのチョコレートブランドが「ジョンカナヤ」。 葉巻やお酒を愛する壮年の男性をイメージターゲットに作られるショコラは、アブサン、ジン、シャンパーニュ「ナポレオン」などの玄人向けのお酒を取り入れています。 使用するお酒に合わせてチョコレートの種類も変えており、美味しさを追求する姿勢が現れています。
ショコラナビおすすめ!お酒に合うおつまみチョコレート
チョコレート通販ショコラナビでは、多彩なチョコレートを取り揃えています。 その中でもお酒に合うチョコレートを、お酒の種類別にピックアップ。
一見以外に思える組み合わせもありますが、味わってみるとお酒とお互いの個性をひきたてあう組み合わせです。 お酒とチョコレートの感動的なマリアージュをぜひご自宅でお楽しみください。
赤ワインに合うチョコレート
赤ワインに合うチョコレートとしておすすめなのが、こちらの甘夏ピールです。
甘夏の皮を丁寧に炊き上げ、オリジナルのビターチョコレートでコーデイング。ほろ苦いピールとチョコレートが口の中で溶け合う、大人の味の一品です。
皮のほろ苦さや渋み、チョコレートのコクが赤ワインの渋みやコクとマッチします。
ビールに合うチョコレート
ビールに合うチョコレート、ショコラナビのおすすめはMOKA CHOCOLATE & Factory / 柿の種ショコラ・ビターです。
柿の種とビールの相性は、もはや説明が要りませんね。この柿の種チョコは柿の種に通常の5倍のビターチョコレートをたっぷりとコーティングした贅沢な一品です。
メーカーのMOKA Chocolate&Factoryは数々の有名店で腕を磨いたショコラティエが在籍するお店です。工場直売のため手ごろなお値段ですが、「直売所と聞いて想像していたレベルじゃない」と好評です。
ウイスキーに合うチョコレート
ウイスキーの豊潤さはチョコレートの原材料のカカオに共通するものがありますので、どんなチョコレートでも比較的ウイスキーには合いやすいです。
ただし、ラフロイグ、ボウモアなどのアイラウイスキーは癖が強く、ピーティーな香りがチョコレートの甘みとマッチしない事があるので注意が必要です。果実味や甘さが控えめで奥行きがあり、ウイスキーに負けないくらいの存在感があるチョコレートがおすすめです。
sweets ESCALIERのタイナコーン68%サクラチップスモークはサクラチップでスモークしたカカオ豆を使用した板チョコレートです。
タイ・ナコーン産カカオの、梅や紫蘇を思わせる爽やかな甘酸っぱさを活かした一品です。
スモークシリーズならではの、溢れ出る燻製香とレアチーズのようなまろやかな旨味もご堪能下さい。
※柄はランダムです。
to chocolateのアマンドショコラは、自家焙煎の香ばしいナッツに、自家製コスタリカチョコレートをコーティング。コスタリカの珈琲・オレンジ・グレープフルーツを思わせる力強いカカオ感と柑橘系の香り、スモーキーな燻製の香りも感じられる個性的な味わいで、ウイスキーに負けない存在感のアマンドショコラです。
日本酒に合うチョコレート
日本酒とチョコレートの組み合わせに疑問を持たれる方もいるかもしれませんが、実はチョコレートもお酒と同じ発酵食品のため、発酵によって作られるアミノ酸などのうま味成分が共通することもあるためか、よくマッチします。
Kotje Le ChocolatのアマンドショコラBOX 米こうじ味噌は、スペイン産マルコナアーモンドに、ダクラク省カカオ豆のチョコレートと、那須の米こうじ味噌をコーティングしたチョコレート菓子です。
クリスタリゼされたアーモンドのパリパリ食感と、発酵食品であるチョコと味噌の力強い風味が一体となった、味わい深い一品です。
Damontei Chocolateの酒粕は、日本酒『松の司』の酒粕を熟成したものを練りこんでいます。 このまま食べても米と酒のうま味を強く感じられますが、日本酒と合わせるとチョコレート感が引きたち驚きの美味しさです。 同ブランド様の『味噌』『生姜』も和素材を取り入れているからか日本酒とうまくマッチングします。食わず嫌いは損ですので、ぜひお試しください。
以上、お酒に合うチョコレートのご紹介でした。 ディープなチョコレートの世界をもっと楽しみたい方は、当店『チョコレート通販ショコラナビ』をぜひご覧ください。