チョココラム

お酒を使ったチョコが美味しいブランドまとめ

お酒とチョコレート。相性ピッタリの組み合わせなので、たくさんの商品がありますね。

今回は、お酒チョコに並々ならぬ熱意を込めるブランドを集めました。

「お酒の入っているチョコレートもありますよ」というお店と比べると、チョコの種類が豊富だったり、貴重な銘柄のお酒が入っていたりと、お酒好きにたまらないブランドです。

さらに、お酒チョコを楽しむときの注意点もご紹介!素敵なチョコレートを最高の状態で楽しんで、極上のひと時をどうぞ。

 

【はじめに】お酒チョコの楽しみ方・注意点

お酒チョコはなぜ美味しいの?

お酒チョコを最大限楽しむために。そもそもお酒チョコはなぜ美味しいのでしょうか?
もちろん、お酒の持つ「味」とチョコレートの持つ「味」がよくマッチしている、という点もあります。

しかし、特に意識してほしいのが「香り」のこと。

揮発性の高いアルコールがチョコレートに入っていることで、チョコレートの「香り」が口や鼻の中に広がりやすくなるのです。
お酒の風味とともに広がるチョコレートの芳醇な香り。その濃厚さはお酒は入っているからこそ楽しめるのです。

 

食べる温度に注意

さて、「香り」が重要、ということは、チョコレートを食べるときに「温度」が重要になるということ、お判りでしょうか?

例えば日本酒の熱燗ではお冷と比べてとてもお酒の香りが強くなりますね?
そう、アルコールの揮発性は低い温度だと弱くなってしまうのです。
そのため、チョコレートも冷蔵庫から出したての冷え冷えの状態では、せっかくの香りがあまり広がらなくなってしまいます

生チョコレートのような要冷蔵品でない場合は、しっかり室温に戻してから食べる

ちょっとしたことですが、その違いでお酒チョコの美味しさは全く違ってきます!
早く食べたい気持ちはしっかり押さえて、最高の状態を待ちましょう!

 

合わせる飲み物に注意

もうひとつ、重要なのが「合わせる飲み物」です。

お酒チョコの醍醐味は「香り」。ということは、飲み物の香りがあまり強すぎると、チョコレートの香りは感じられなくなってしまいます。
特に、お酒のチョコを買って、さらにお酒も一緒に飲んで・・・とやってしまうと、チョコレートの中のお酒の味は、飲む方のお酒の味に確実に負けます。

お酒チョコの香りはとっても仄かで上品。一番美味しくいただくには、合わせる飲み物は水やお湯が一番です!

もしも「お水じゃちょっと・・・」と思われる場合は、あっさりした香りの紅茶がおすすめです。
紅茶は香りを楽しむ飲み物ですが、そこまで強い香りではなく、香りの余韻も短いので、チョコレートの香りをあまり邪魔しなくて済みます。

 

保管温度に注意

お酒を使ったチョコレートは、保管温度がとってもデリケートです。
通常のチョコレートよりも水分量が多く、溶けやすかったり、チョコレートの中で油分と水分が分離してしまい、食感が悪くなりやすくなっています。
バレンタインの時期、外を歩くならほぼ問題ありませんが、車での移動や、電車での移動の際は、なるべく暖房の風邪や熱気を避けて保管してください。

贈り物はシロップタイプに注意

もう一つ、注意したいのが、『贈り物にする場合』
「お酒好きな人にお酒入りのチョコレート」は喜ばれやすいのですが、中からお酒のシロップがトロっとでてくるタイプ好き嫌いが分かれます
トロッと出てくるタイプは、砂糖がお酒の中に大量に溶け込んでいるので、甘すぎて嫌い…という人がいます。
一方、チョコレートにお酒を練りこんでいるタイプなら、あまり好き嫌いは分かれません

贈り物にする場合はシロップのタイプでも大丈夫かぜひご確認を!
難しければ練りこんでいるタイプにしてみてくださいね。

それではいよいよ、お酒チョコブランドのご紹介です!

【日本酒】ショコラティエ パレ ド オール ブラン

ショコラティエパレドオールブランは、東京・青山に2019年10月にオープンしたばかりのホワイトチョコレート専門店です。
このお店を作ったショコラティエの三枝俊介シェフは、あのNHKプロフェッショナルにも出演した超有名シェフです。
三枝シェフはお酒を使ったチョコレートが得意で、特に日本酒の有名銘柄『獺祭』を使用したチョコレートは大人気です。
最近では、ホワイトチョコレートと獺祭を組み合わせた「しろ獺祭ショコラ」も発売され、注目を集めています。

日本酒好きなら誰もが知っている『獺祭』の、ハイグレードな2割3分を使用し、日本酒の旨みがチョコレートと溶け合う逸品。
日本酒好きなら必食のチョコレートです。

【日本酒】ル・フルーヴ

ル・フルーヴは、兵庫県養父市の『店舗のないお菓子工房』です。
ル・フルーヴは、『お店を無くして浮いたコストで、上質な素材を使う』という方針をとっており、
通常の製菓店で使う材料の、何倍もの価格の素材を作ってお菓子を作っています。
そのため、ル・フルーヴのお菓子はどれも素材の美味しさが生き生きと味わえるものばかりです。

そんなル・フルーヴの『仙櫻は』、兵庫県養父市の幻の銘酒とも言われる希少酒「仙櫻」をたっぷり使用した贅沢なショコラです。「仙櫻」は明延鉱山の坑道跡に構える蔵元のもとで醸され、坑道跡で約半年熟成されることにより、旨みとまろやかさが引き出される絶品。生産量が少なく、毎年すぐに売り切れてしまう知る人ぞ知るお酒です。
口に含んだ瞬間に広がる華やかなお酒の香りは、日本酒好きさんをうならせること間違いなし。
希少酒を使ったチョコレートは話題性もあり、プレゼントにもぴったりです!

【カクテル&シャンパーニュ】チェリーシー

photo by @haru_channell

コンセプトは「お姫様のためのショコラ」

最高級のシャンパンを贅沢に使用したショコラや、カクテルをイメージしたショコラが並ぶ専門店です。

バーテンダー出身のシェフが作るショコラは、ガツンとした「お酒の味のチョコレート」ではなく、「お酒とチョコレートが引き立てあう」というイメージがぴったり。

芦屋川の静かな住宅地の中にあるブティックは、黒を基調にしたシックな空間。

2階は会員制のバーになっていて、貴重なお酒をふんだんに使える秘密がここにあります。

季節によってはお酒とチョコレートのプレミアムなセットも。

 

【日本酒】しょこら亭

公式オンラインショップより

意外な組み合わせにも思える日本酒×チョコレートですが、米の旨味、日本酒のキレや酸味といった要素がチョコレートにマッチ!

獺祭をはじめとした有名な銘柄はチョコレートに取り入れられることも多くなってきました。

中でも日本酒チョコレートのバリエーションが豊かなのが、新潟の「しょこら亭」

生チョコ、テリーヌ、トリュフなど、さまざまなチョコレートで日本酒を使用!

さらに使用する銘柄も麒麟山、鶴齢、八海山など、お酒好きにはたまらないラインナップです。

とくにおすすめはぐい飲みに生チョコが入った『麒麟山利き酒ショコラ(ダブル仕込み)』

通常の生チョコと、ハイカカオを使用した生チョコそれぞれに麒麟山が使われており、味の違いを楽しめます。

もちろん食べた後のぐい飲みはそのまま使える!楽しさのある逸品です。

 

【焼酎】パティスリーヤナギムラ

photo by @lee_chan___

焼酎チョコのバリエーションに驚き!なのが鹿児島のパティスリー、ヤナギムラです。

焼酎の銘柄違いで、生チョコが5種類、中から焼酎があふれ出す焼酎ボンボンショコラはなんと・・・40種類!

全て鹿児島の蔵のお酒を使用しており、ご当地感も楽しめるチョコレートになっています。

一つ一つの焼酎についてもしっかり説明があり、並々ならぬ情熱を感じます。

話題性あり、愛情あり。木箱に入っているセットもあるのでご贈答やお土産にも◎。

チョコレートに関係なく、焼酎好きならチェック必須のブランドですね。

 

【リキュール】ジョンカナヤ

かつて麻布で新たな食文化の発信地となっていた、伝説のレストラン「西洋膳所JOHN KANAYA麻布」をはじめ、ホテルなどのさまざまな事業を手掛けたジョン金谷鮮治。

彼が愛したショコラと、そして、彼のダンディズムを伝えるショコラトリーが『ジョンカナヤ』です。

ボンボンショコラに使われるシャンパーニュ、ブランデー、アブサン、ラムなどの多彩なリキュールは、その一つ一つが厳選された銘柄。

ブランドの象徴的なチョコレート『葉巻ショコラ』は生クリームを使わずフルボディーのワインで仕上げたガナッシュが職人技で巻き上げられています。

ショコラの味わいやデザイン、パッケージ、そのすべてに息づくジョン金谷鮮治の『粋』。大切な方へのプレゼントにいかがでしょうか?

 

【リキュール】ショコラティエエリカ

photo by @ai.bijoux

お洒落で閑静な住宅街、白金台で、長い間愛され続けるお店が『ショコラティエエリカ』です。

ミントグリーンと白を基調にしたお洒落な店内に並ぶのは、昔ながらのお酒を使用したチョコレート・トリュフ。

オレンジのリキュール、りんごのリキュール、ラムなど、爽やかさのあるお酒とチョコレートの組み合わせは、ついつい手を伸ばしたくなる美味しさです。

素朴なデザインのチョコレートと華やかなながら上品なパッケージは女性や年配の方へのギフトにもぴったりです。

 

【リキュール】ヴィタメール

最後にご紹介するのは、ベルギー王室御用達にも認定された老舗ブランド『ヴィタメール』

全国の百貨店を中心に展開する有名ブランドですが、お酒の入っているフレーバーがとても多いのはあまり知られていませんね。

赤ワイン、コアントロー、グランマニエなどなど、実に15種類以上のフレーバーでお酒が使用されています。

ヴィタメールのショコラティエはベルギーの本店での研修が必須。

本場ベルギーで長年愛される美味しさが、そのまま味わえるのがヴィタメールの魅力です。

店舗もオンラインショップも充実していて購入しやすく、年配の方からも人気のブランド。贈り物には鉄板のブランドですね。

 

 

以上!お酒チョコがメインの厳選ブランド6選でした。

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2020.01.22

 

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