チョコと健康

ローチョコレートとは?どんな効果があるの?チョコ通が解説!

こんにちは。ショコラナビの福永です。

「甘いものが大好き。でも体に悪いのは嫌」
そんな気持ちでハイカカオのチョコレートを食べている人にお伝えしたいのが、今日ご紹介する『ローチョコレート』の事です。

じつは、カカオに含まれている栄養成分の中には、『熱』に弱いとてもデリケートな成分があります。
ふつうのチョコレートは加熱したカカオ豆から作られているので、入っているカカオの栄養は、生の物より少なくなってしまいがちです。

そんな『熱』に弱いカカオの栄養成分も含めて、そっくりそのまま閉じこめられているチョコレートが『ローチョコレート』です。
『ローチョコレート』の『ロー』とは『生』という意味。
その名の通り、加熱していない生のカカオ豆から作ったチョコレートなので、カカオの栄養が100%含まれています
健康を意識して毎日食べるならローチョコレートがおすすめです。
今回はそんなローチョコレートについて、どんな栄養が入っているのか、どんな効果があると言われているのか、わかりやすく説明します。

ローチョコレートとは?

ローチョコレートとは、『生のカカオ豆から作ったチョコレート』のこと。
じつは、普通のチョコレートは生のカカオ豆ではなく、焙煎したカカオ豆を使って作られています。
カカオ豆の栄養成分の中には、『熱』に非常に弱いデリケートな成分もたくさんあります。
つまり、熱によって壊れてしまう成分もしっかり閉じ込められているのがローチョコレートなのです。

ローチョコレートの効果とは?

ローチョコレートはカカオの栄養成分がふんだんに入っているチョコレートです。
カカオの栄養成分の中には、生きていくのに必要不可欠な成分から、感情をコントロールしてリラックスさせてくれる成分まで、さまざまと言われています。
毎日食べることで、足りない栄養分を補給して、心身をリラックスさせてくれる効果がある、という声もあります。

もちろん、食べて美味しいのもローチョコレートの魅力。
美味しいチョコレートをじっくり味わう、充実した毎日が過ごせるのも、ローチョコレートの立派な効果です。

ローチョコレートに入っている栄養とは?

チョコレートには抗酸化作用のあるカカオポリフェノールや、ビタミンやミネラルなど、さまざまな栄養成分が入っているのは有名ですね。
ここでは、ローチョコレートだからこそ摂取できる、熱に弱い栄養成分についてご紹介します。
ふつうの加熱されたチョコレートでは摂れない貴重な栄養成分は、以下の4つと言われています。

  1. フェニルエチルアミン
  2. トリプトファン
  3. オメガ6脂肪酸
  4. ビタミンC

それぞれどんな効果があるのか見ていきましょう。

ローチョコレートの栄養成分①フェニルエチルアミン

フェニルエチルアミンは「恋愛ホルモン」ともいわれる、人の脳の中ではたらく物質です。
フェニルエチルアミンが大量に分泌されると、気分を上向きにし、幸せな気持ちを感じさせる効果があります。
じつは、このフェニルエチルアミンは「恋に落ちた時」に大量に分泌されるホルモンです。
恋愛の真っ最中って、ちょっとしたことを幸せに感じたり、わけもなくハッピーな気分になったり、気持ちが明るくなることが多いですよね?
この「なんとなく幸せな感じ」がフェニルエチルアミンが分泌されたことによる影響なのです。
医療の現場でもフェニルエチルアミンは抗うつ薬としても使われています

これらの事から、フェニルエチルアミンが入ったチョコレートを食べると、幸せな気持ちになれるという説があります。
フェニルエチルアミンは加熱によって固まってしまったり、破壊されてしまう成分なので、豊富に含まれているのは通常のチョコレートには含まれていません。
毎日食べるならぜひローチョコレートで、ハッピーな日々を送りたいですね。

ローチョコレートの栄養成分②トリプトファン

トリプトファンは人の体になくてはならない、「必須アミノ酸」の一種です。
このトリプトファンには、気分を落ち着かせてリラックスさせる効果があると言われています。
なぜなら、トリプトファンが体内で化学反応をし、『セロトニン』というホルモンを作り出すから。
セロトニンは精神の安定や安らかな睡眠に深くかかわっているホルモンです。
セロトニンの分泌量が少ないと、イライラしてしまう、集中できない、ちょっとしたことで落ち込むなどの悪い精神状態になってしまいます。
逆を言えば、セロトニンがきちんと分泌されていれば毎日ぐっすりと眠れて、晴れやかですっきりした気分になれるいということ。
ローチョコレートを食べることでこんなに気持ちがリラックスできるなんて、すごいですね。

ローチョコレートの栄養成分③オメガ6脂肪酸

トリプトファンと同じように、体になくてはならない栄養成分のひとう、オメガ6脂肪酸が、チョコレートには含まれています。
しかし、このオメガ6脂肪酸は、加熱するとトランス脂肪酸に変わってしまう可能性があります。
トランス脂肪酸はコンビニでずっと使い続けている揚げ油に大量に含まれていると言われており、悪玉コレステロールを増やして、心疾患の原因になるという説から避けている人もいらっしゃるかと思います。
健康を意識して毎日食べるなら、トランス脂肪酸フリーなローチョコレートにしたいですね。

ローチョコレートの栄養成分④ビタミンC

フルーツなどに含まれるお馴染みの栄養成分、ビタミンCですが、じつはカカオ豆にもたくさん含まれています。
ビタミン類が足りないと肌ツヤが悪くなったり風邪をひきやすくなったり…と悪いことづくめです。
健康のために意識して野菜を食べるようにしている人もいると思いますが、チョコレートでもビタミン補給ができるなんて嬉しいですね。

ローチョコレートはダイエットになる?

毎日食べたいローチョコレートですが、ダイエット効果はあるのでしょうか?
ローチョコレートの栄養を摂りたくて毎日食べているのに、どんどん太ってしまったら嫌ですよね。
気になるローチョコレートのカロリーや糖質について解説します!

ローチョコレートのカロリーとは?

ローチョコレートのカロリーはふつうのチョコレートと比べて多いのでしょうか?少ないのでしょうか?
ローチョコレートのカロリーは、ローチョコレートに使っている原材料によってかわります
ふつうの砂糖のかわりに、ローカロリーの甘味料を使われているローチョコレートは、カロリーが低めです。
ふつうのローチョコレートは次の3つの材料からつくられています。

  1. ローカカオマス
  2. カカオバター
  3. 甘いもの(砂糖や甘味料など)

このうち、「カカオバター」と「甘いもの(砂糖や甘味料など)」がローチョコレートのカロリーの大部分を占めています。
ローチョコレートに入っている「カカオバター」の量は、ふつうのチョコレートと大差ありません。
一方「甘いもの(砂糖や甘味料など)」ですが、ふつうの砂糖が使われているローチョコレートは、ふつうのチョコレートと同じようなカロリーになっていまいます。
しかし、ローチョコレートは健康のことを考えて作られているチョコレートなので、メーカーによっては、ローカロリーの希少糖やアガペシロップ、羅漢果糖などを使っています。
つまり、原材料をチェックしてみて、ふつうの砂糖ではない甘味料を使っている場合は、カロリーが少なめなローチョコレートということになります。

ローチョコレートの糖質とは?

ローチョコレートの糖質は、ふつうのチョコレートと比べて多いのでしょうか?少ないのでしょうか?
これも、カロリーと同じようにローチョコレートの原材料によって変わります
ふつうのチョコレートと同じように、砂糖が使われているローチョコレートの場合、ふつうのチョコレートと同程度の糖質が含まれています。
一方、糖質が少ない希少糖やアガペシロップなどを砂糖の代わりに使っているローチョコレートは、糖質が少なめです。
糖質が気になる人は、原材料名をチェックしてみましょう。

 

ローチョコレートの味とは?

ローチョコレートとふつうのチョコレートとは、こんな風味の違いがあります。

  1. ミルクチョコレートと比べると、あっさりした味
  2. ビターチョコレートと比べると、苦みが少なくまろやかで食べやすい味

なぜこんな味の違いがあるのでしょうか?

 

ローチョコレートはミルクチョコレートよりもあっさり味

ローチョコレートは、ミルクチョコレートと比べるとあっさりとした味に感じます。
これは、ローチョコレートにミルクが使われていないからです。

チョコレートにミルクが入っていると、牛乳や生クリームに感じられるようなこってりとしたうま味が感じられます。
しかし、ローチョコレートにはミルクが使われていないので、このこってり感がなく、あっさりとした味に感じられます。
なぜローチョコレートにミルクが使われないかと言えば、ローチョコレートは「生」の食材を使うのがコンセプトのチョコレートだからです。
ふつうのチョコレートに混ぜてあるミルクは、牛乳がそのまま使われているのではなく、加熱して水分を飛ばした「粉乳」が使われています。
そのため加熱した「粉乳」を使ってしまうと、「ローチョコレート」ではなくなってしまうので、ローチョコレートにはミルクは使われていません。

ちなみに、「粉乳」と違って、加熱されていない植物性ミルク(カシューナッツミルク、アーモンドミルク、ココナッツミルクなど)や植物性バター(カシューナッツバターなど)が使われているローチョコレートもあります。
これらのナッツから作ったミルクは、牛乳よりもあっさりした優しい甘味があり、ナッツの香ばしさもあります。
そのため、ナッツから作ったミルクを使ったローチョコレートも、香ばしく、優しい甘味を感じられます。

ローチョコレートはビターチョコレートよりも苦みが少なくまろやか

ローチョコレートはビターチョコレートと比べると、苦みが少なくまろやかな味に感じられます。
これは、ふつうのチョコレートを作るときに行う「焙煎」の工程を行っていないからです。
ふつうのチョコレートは、カカオ豆を焙煎し、それを粉にしたものを原料にしています。
この焙煎の工程で、ビターチョコレートによく感じられるしっかりとした苦みやコクが生まれます。
裏を返すと、焙煎の工程を行っていないローチョコレートは、苦みが少なく、まろやかな味に感じられます。
ローチョコレートは「カカオ70%」など高カカオのものが多いですが、おなじ「カカオ70%」のビターチョコレートよりも苦くなく、食べやすいとものが多いです。

とはいえ、メーカーによってローチョコレートの味はかなり違います。
市販のローチョコレート5種類を食べ比べした結果がこちらです。よろしければご覧ください→チョコ通がローチョコレート5種を食べ比べ!

ローチョコレートはカフェインレスなの?

ローチョコレートは健康にいいチョコレートというイメージですが、カフェインレスではありません
チョコレートのカフェインはカカオ豆にもともと含まれており、特殊な処理をしない限り、ローチョコレートにもそのまま含まれてしまいます。
カフェインをなくす特殊な処理とは、カフェインレスコーヒーを作るために実用化されている、以下のような方法があります。

  1. 有機溶媒抽出法…薬品を使ってカフェインを除く
  2. 水抽出法…水と薬品を使ってカフェインを除く
  3. 超臨界二酸化炭素抽出法…高温高圧にした二酸化炭素を使ってカフェイン除く

いずれもローチョコレートには一般的には使われていない方法です。
ちなみに、「ローチョコレートは低温処理なのでカフェインがふつうのチョコレートより少ない」と解説されていることがありますが、これは誤りです。
チョコレートのカフェインは加熱により生成されるわけではなく、元からカカオに含まれていますので、低温処理のローチョコレートでも同じようにカフェインが含まれてしまいます。

まとめ

ふつうのチョコレートには入っていない、カカオの本来の栄養成分が入ったローチョコレート。
脳の中で幸せな気分をつかさどるホルモンとも関連があり、味もまろやかで美味しく食べれば食べるほどハッピーな気持ちになれるチョコレートです。
ぜひ毎日の暮らしにローチョコレートを取り入れてみてくださいね。

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