こんにちは! チョコレートおたくのカデカワです。
本日は神戸市に新しくできたフェリシモチョコレートミュージアムについてご紹介します。
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目次
フェリシモチョコレートミュージアムとは?
通販会社のフェリシモが、そのチョコレート事業を活かして創設したミュージアムで、2021年10月22日に開館しました。現在、ミュージアムには1万2000点を超えるパッケージが収蔵され、それらのコレクションを順次展示する「収蔵展示」を行っています。どんな展示があるの?
フェリシモチョコレートミュージアムでは、世界中のさまざまなブランドのチョコレートパッケージが並ぶメインブースのほか、時期ごとに変わる企画展、神戸のパティスリー「PATTISIER eS KOYAMA(パティシエ エス コヤマ)」のパッケージが年代順に展示された常設展、おおきな板チョコレートの模型を触って遊べる展示などがあります。常設展
こちらの写真に写したものはどちらもエスコヤマのパッケージですが、中身にあわせてパッケージの雰囲気ががらりと変わっています。 四角形のパッケージばかりではありません。こんなふうに扇形になった面白い形のパッケージや、中に仕掛けのあるものも。エスコヤマのパッケージデザインからは、遊び心がいっぱいに感じられます。企画展
ミュージアム内には、ふたつの企画展ブースがあります。初回の企画展には、時計ブランドのフランク ミュラーと、イタリア人アーティストValerio Berruti (ヴァリレオ・ベッルーティ)氏による絵画作品が選ばれました。 こちらは時計ブランドのフランク ミュラーの展示です。あまり知られていませんが、フランク ミュラーは「フランク ミュラー パティスリー」というスイーツブランドでお菓子を作っていたり、「フランク ミュラー フューチャーフォーム」というブランドの世界観を現したインテリアブランドで食器を作ったりしています。 企画展では「フランク ミュラー フューチャーフォーム」の陶磁器やグラスに、「フランク ミュラー パティスリー」のお菓子を載せたテーブルコーディネートが展示されていました。 こちらも初回の企画展に選ばれたイタリア人アーティストValerio Berruti (ヴァリレオ・ベッルーティ)氏の展示です。ベッルーティ氏はもともと、カカオ豆を輸送する「ジュート」と呼ばれる麻袋に絵を書いていたことから、カカオに縁を感じ展示を依頼したそうです。企画展では、チョコレートをテーマにした作品をアルミニウムペーパーに描いた新作を展示しています。 フェリシモチョコレートミュージアムでは、チョコレートをただ「食べ物」としてではなく、チョコレートという「文化」として見ていることがよく伝わってきます。パッケージというショコラティエとデザイナーにとっての「作品」の展示から、チョコレートやカカオにまつわる絵画、食器、本と、その展示内容は実に幅広いものとなっています。こんな「触れる」展示も!
展示室と展示室のあいだに、すこし開けた空間がありました。そこの壁にはなんと……巨大チョコレートが3枚!! うち1枚はパッケージングされた板チョコ模型、うち2枚はチョコレートの欠片がマグネットで取り外せ、写真のように手に持って遊ぶことができます。 ちなみに、お隣(右側)に写ってくださった全身チョコートコーデの方が、フェリシモのチョコレート事業を支える凄腕バイヤーのみりさんです。世界中を駆け巡って、日本に知られていない小さなショコラトリーに声をかけ、バレンタインデーとホワイトデーに届けられるように紹介する……という仕事を20年以上続けられています。オリジナルのチョコグッズ・チョコレートが販売
ミュージアムの入り口にはショップが併設されており、オリジナルのグッズや、チョコレート・カカオにまつわるセレクト商品、またオリジナルチョコレートも販売されています。 こちらはフェリシモが初めてエスコヤマとコラボしたときの商品を復刻したもの。オープンから数量限定販売とのことですが、詳しい数や終売時期は発表されていません。こっくりあま〜いミルクチョコレートがお好きなかたにおすすめです。 フェリシモチョコレートミュージアム。チョコレート好きなら外せない、神戸の新しいカルチャースポットです。入場料について
2022年3月21日ご購入分まで開館記念価格で入場できます。- 大人 1500円(開館記念価格 1000円)
- 学生(中学・高校・大学生) 1200円(開館記念価格 800円)
- 小学生 500円(開館記念価格 300円)
- 小学生未満 無料
開館時間・休館日
午前11:00~午後8:00(日曜日は午後6:00まで) ※入館は閉館の30分前まで 休館日:月曜日 フェリシモチョコレートミュージアム公式サイト https://www.felissimo.co.jp/chocolatemuseum/
この記事のライター:
チョコレートおたくのフリーライター。クラフトから大手まで幅広く食べてます。チョコとカカオの魅力を世に伝えるため活動中!
twitter:@mizuki1010uk