YUI CHOCOLATE / テーブルランド(トリニダード・トバゴ)Sold Out






リンゴのような優しい果実味に、ヨーグルトやチーズのような乳味のある発酵感。
ソフトな口当たりで初心者向けながら、チョコレートの味わいの奥深さを感じさせる1枚。

 
YUI CHOCOLATEは、埼玉県草加市にあるBean to Barチョコレートの工房です。
「人と人の結びつきが、巡り巡ってゆく」
そんな意味をもつ宮古島の言葉、【ゆいまーる】の精神を大切に、多様な人を結ぶ場としてチョコレート作りを手掛けています。

チョコレートガイドの折作業
その工程を担うのは、埼玉県草加市の就労継続支援B型作業所『YUI WORK』で働く、障がいを持つ人達です。
「コツコツ作業が得意な方は、カカオ豆の皮むきスペシャリスト。
初期からのベテランさんは、テンパリングや成型作業も担当。
ひとつひとつ箱を組み立て、シールを貼って…彼らの丁寧な手仕事で、美味しいチョコレートが生まれます」
そう語るのは工場長の兼子さん。『縁』を大切にする兼子さんは、カカオ農家の将来を支える取り組みに賛同したり、映画やゲームとのコラボ商品を開発したりと、チョコレートを通じて様々な人を繋いでいます。

ゲーム『アイドルマスターSideM』 Beitとのコラボ商品
原材料名 | カカオ豆、きび砂糖 |
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内容量 | 約19g |
保存方法 | 高温多湿を避け冷暗所で保存 |
賞味期限 | 外装に記載 |
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現在世界中で取引されているカカオ豆の大部分は、市場価格の変動や、需要を満たしたいという買い手の都合・早く現金が欲しいという売り手の都合などによって値段が決まり、豆の質は二の次です。発酵がされていなかったり、カビが生えていたり、ごみが混ざっていたり、という状態で取引されるケースさえあります。
つまり、きちんとした衛生管理を施し、時間をかけて発酵や選別を行って質の良いカカオ豆を作っても、手間をかけずに作った豆と同じ値段で売れてしまう。これでは質の良いカカオ豆を作ろうというモチベーションが生まれません。そこで、カカオ豆の品質を評価する統一基準とそれに紐づいた適正価格を業界全体で認識することが、豆の品質の向上と生産者の収入安定につながると考えています。
CRCによる評価レポートの一部
そんな背景から、YUI CHOCOLATEでは、一定の基準のもとで評価されたカカオ豆を優先的に使っています。こちらのテーブルランド農園のカカオ豆はトリニダード・トバゴにあるウェストインディーズ大学のカカオリサーチセンター(Cocoa Research Centre)による評価レポートがついており、腐敗のリスク(水分量)、未発酵や過発酵、虫が侵入した豆やカビた豆が無い事が保証されています。
このカカオ豆を作るのは、トリニダード・トバゴの南部台地にあるテーブルランド農園のMr. Vish Ramnathさん。父親の営むカカオ農園で生まれ育ち、その親しみのある風景を守るため、一度父親が廃業させた農園を復活させた熱意のある農家です。
粘土質な土壌のせいか、テーブルランド農園のカカオ豆には葡萄のような他にはない香りを楽しめます。チョコレートの繊細な風味に触れて、こんな農家さんが評価される世の中になったらいいな、と思ってもらえると嬉しいです。