
UMEYA BRAINERYのBean to Bar食べてみた!気になるお味は?
こんにちは!チョコブロガーのフクナガです。
今回ご紹介するのは『UMEYA BRAINERY』(ウメヤブレイナリー)のチョコレートです。
UMEYA BRAINERYは、なんと明太子屋さん『うめ屋』さんのチョコレートブランドです。
明太子の輸入・管理・流通のノウハウが「チョコレート作りに活かせる」のだそう。
どこが活かせるのかフクナガの勉強不足で恐縮ですが、
農園にわざわざ足を運び、直接取引したオーガニックのカカオ豆を使用してチョコレートを作っています。
UMEYA BRAINERYのチョコレートは、Bean to barチョコレートにしては50~60%台のパーセントになっています。
『地元の人に愛される味を、と思って作ってるので、田舎臭いかもしれませんね』というお話でしたが、
砂糖がガツンと感じる甘さの中に、カカオの風味がしっかりと生きています!
雑味や苦みのないシンプルで潔い味わい。甘めなのでティータイムにぴったりの美味しさです。
UMEYA BRAINERYのBean to Barチョコレート『50%CACAO』のお味
一枚目は、UMEYA BRAINERYの一番シンプルなチョコレート『50%CACAO』です。
箱の中はうすいフォイルに包まれたチョコレートが、
クラフト感を感じる「UMEYA BRAINERY」のシールで止めてあります。
香りは甘いお砂糖の香りを中心に、わずかにアーモンドと苺の香りでコーヒーのようです。
味わいは一言でいうと、『イタリア式の、砂糖をじゃんじゃん入れたエスプレッソ』!
口に含むと、ぐっと砂糖の甘味を感じ、わずかに舌を動かすと苺のような甘酸っぱさが広がります。
溶かしていくとキャラメルのようなコクやきな粉のような香ばしさが広がっていきます。
苦みや雑味がまったくなく、シンプルで潔く、甘いのにキリっとした味わいです。
UMEYA BRAINERYのBean to Barチョコレート『55%CACAO』のお味は?
続いて『55%CACAO』です。
こちらは先ほどとは表情がガラッと変わり、黒糖のような味わいです。
先ほどの『50%カカオ』はインドネシアとコスタリカの豆のブレンドでしたが、
こちらの『55%カカオ』はインドネシアとベリーズ産の豆のブレンドです。
ベリーズ産カカオの特性なのか、55%カカオの方がどっしりした果実の酸味を感じます。
この酸味がカカオの香ばしさや苦みと相まって、黒糖のような味わいに感じられました。
舌で遊ばせれば遊ばせるほど、果実感が際立って、最後には苺ジャムのような味わいに感じます。
そういえばダンデライオンチョコレートのマヤマウンテン・ベリーズもどっしりとしたフルーツ感。
ベリーズのカカオ豆の特性なんでしょうか?
お菓子らしい甘さの中から、「カカオはフルーツなんですよ!」としっかり主張してくれるイメージです。
「苦いものは苦手…」という人にもおすすめしやすい味ですね。
UMEYA BRAINERYのBean to Barチョコレート『65%CACAO』のお味は?
最後の一枚は『65%CACAO』です。
「imagine BITTER」と書かれてるとおり、UMEYA BRAINERYの中ではハイカカオです。
とても果実感が豊かなBean to barでした!
口の中で溶けだした瞬間、苺に似たフルーツの酸味がぐわっと広がります。
中盤はきな粉のような香ばしさと黒糖のコク…と、先の2枚のと共通する美味しさもあり、
最後にもう一度ラズベリーのような酸味がキュッと感じられ、後味がしっかりと引き締まります。
やはり苦みや雑味がなく、キリっとした印象のあるチョコレートです。
繊細な香りの紅茶やハーブティーなどをあわせたら楽しそうですね。
ごちそうさまでした。