Conche / カカオ産地セレクションSold Out






産地によって異なるカカオの味わいを楽しめる食べ比べセット。
それぞれの産地の個性を最大限に生かすため、コンチェならではの製造方法で繊細な作りこみがされています。
味わいは強く、香りと余韻が長く続くのに、後味はすっきりの絶妙さをお楽しみください。

「安心と驚きがあって、世代やトレンドに関係なく、誰にでも美味しく感じられるものを届けたい。長く記憶に残り続けるクラフトチョコレート作りを目指しています」
そんな将来のビジョンを聞かせて下さったのは、静岡にあるチョコレートショップ「Conche(コンチェ)」のオーナー・田中克典さん。
地元静岡のお茶とコラボレーション商品を開発したり、静岡県立美術館が所蔵しているロダンの「考える人」をモチーフにしたチョコレートを制作するなど、次々に革新的な企画・活動をされています。
静岡駅から徒歩約15分。七間町の一角にあるスタイリッシュでモダンな「OMACHIビル」の1Fに、チョコレートショップ「Conche」はあります。
かつて映画館が軒を連ねる大商店街だったこの一帯は現在再開発中。
その一環として2020年2月にオープンしたばかりの施設内には、静岡を代表する個性的な飲食店が集っています。
駿河湾深層水の大粒塩に、ガーナカカオのチョコレート。
サトウキビ糖「よこすか・しろ」に、自家製無添加ホワイトチョコレート。
素材の良さが引き立つ組み合わせが考え抜かれています。
中には駿河湾の桜えびと地元の醤油を使ったチョコレートも。
一見、奇をてらったように感じる組み合わせですが、舌に染み入るような自然な味わいで、一口食べれば、緻密に作り込まれていることが分かります。
「『初めて食べるもの』の印象は、その後の食体験にも大きな影響を与えます。だからこそ、誰にとっても『普通に美味しく』感じられるものを届けたい。Concheのチョコレートが、奥深いビーントゥバーチョコレートの世界への入口になり、心に残り続ける『生まれて初めて食べたクラフトチョコ』になれたらいいなと思っています」
原材料名 | カカオマス,粗糖(国産),ココアバター(コロンビア産) |
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内容量 | 176g(22g×8袋) |
賞味期限 | 商品ラベルに記載(発送より14日以上のものをお届けします) |
保存方法 | 直射日光と湿度の高い所を避け、27℃以下で保存してください。 |
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日本人にとってなじみ深いカカオ豆の産地ですが、当店のガーナはとても香りが高いです。
コンビニやスーパーで売っている一般的なチョコとの違いを楽しんでもらえると思います。
タンザニアは当店ラインナップの中でも特にフルーティーなチョコレートです。
青りんごのようなフレッシュな酸味が特徴ですが、レモンのような刺々しさはなく、とにかく爽やか。緑茶にもとてもよく合います。
フルーティな香りを損なわないように、コンチングの際は回転数を落として頻繁に味を確認しています。そんなデリケートな風味をうまく残せているので、ぜひお楽しみください。
インドはナッツとシトラスの芳香を中心に、複雑な風味が感じられるチョコレートです。
インドのカカオ豆は生豆の時点で渋みが結構あり、焙煎の最適温度帯(スイートスポット)がとてもシビアで、生焼けだとえぐみが残りすぎ、強くしすぎると華やかな香りが失われてしまいがちです。
しかしここが個性ともいえるので、渋みをほんの少しだけ残して、柑橘のような風味に仕上げています。
ベリーズは、癖はなく完熟フルーツやナッツの風味が感じられる、万人受けの味わいです。
温度を上げてもしっかり残ってくれる果実味があるので、しっかりローストしてナッツ感を引き出し、複雑な風味に仕上げています。
ハイチはベリーズと共に極端なところがなく、いろんな方にお勧めできる味です。
ナッツ感とフルーツ感のバランスがよく、みかんとの相性がとてもいい。
なお、コンチェがチョコレートを作り始めてから、産地が2回も災害に見舞われています。
このチョコレートを通じて、生産者への支援の取り組みに少しでも協力できればと思います。
グレナダはガーナと同様にカカオ感がしっかりしていますが、ガーナにない独特なスパイス感やハーブらしい香りがあります。もったりとクリーミーな味わいもあり、ミルクが入ると印象が変わるので、ホットミルクと一緒にいただくのもおすすめです。
高級チョコ、といえばベネズエラのチョコレートですが、一般的に流通する大量生産のチョコレートでは、癖を無くすためにどうしても焙煎を強くしがちです。
一方で当店では小バッチで豆の状態をよく見ながら作ることができるので、120℃台の低めのローストが可能です。そのため当店のチョコレートはボディが軽く、複雑な香りを最大限楽しめます。
個性的な香りを残すために、それ以外のネガティブな要素を減らすよう、ローストは軽めにしてナッツ感を出さないように、かといって生焼けだと渋みが出てしまうので繊細な調整をしています。
ジャスミンティーなどに代表されるよう、お茶と花の香りは好相性で、このチョコもお茶とペアリングするとマリアージュが楽しめます。